about SUPER AUDIO CD
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Format
DSD (Direct Stream Digital)
図1:DSDの波形 スーパーオーディオCDに採用されたDirect Stream Digital(DSD)方式は従来のPulse Code Modulation(PCM)方式とは全く異なる音声信号の大小を1ビットのデジタルパルスの密度(濃淡)で表現する方式です。(図1)
 DSDの最大の特長は、回路構成がとてもシンプルに実現できること。最近のデジタルレコーディングではアナログ信号をデジタル信号に変換するところに、オーバーサンプリングA/Dコンバーターが使われています。このA/Dコンバーターの最初の部分ではアナログ信号が1ビットのデジタル信号に変換されます。
 CDなどに記録する為には更にデシメーション処理を行ってPCM信号を生成しなければなりません。 従来のPCM方式では、その直後に、マルチビットのPCM信号に変換する為の間引き処理が行われます。
 同様に再生時にもPCM方式では、補間データの作成がデジタルフィルターで行われ更に、1ビット信号に戻すデルタ・シグマモジュレーターを通します。 対してDSD方式では、A/D変換された1ビットの信号をそのまま記録。再生も極端に言えばアナログローパスフィルターを通すだけのシンプルなシステムで行えます。このようなシステムを実現したことで100kHzをカバーする再生周波数範囲と可聴帯域内120dB以上のダイナミックレンジを確保。「原音」にきわめて近い録音・再生を実現しました。
図2:スーパーオーディオCDと現規格CDの録音・再生経緯の違い
Super Audio CDのHD(Hi Density)レイヤーはCDの約7倍の4.7GBの容量(12cmシングルレイヤーの場合)を持っています。この容量を生かし、スーパーオーディオCDフォーマットでは2チャンネルステレオエリアの他、最大6チャンネルのマルチチャンネルエリア、静止画、文字データなどの付加情報等を格納するエキストラデータエリアが規格化されています。
表1:CD/スーパーオーディオCDフォーマット比較表
項目スーパーオーディオCDCD
直径(cm)1212
厚さ(mm)1.21.2
トラックピッチ(μM)0.741.6
データ容量(Mbytes)4700780
レーザー波形(nm)650780
開口数(NA)0.60.45
オーディオコーディングダイレクトストリームデジタルリニアPCM
サンプリング周波数(kHz)2822.444.1
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